インフルエンザの大人の保菌者の症状と対応について

インフルエンザが流行すると、免疫力が未熟な子供ばかりでなく、大人でも症状が重篤になる危険性があるため、体調管理に注意するとともに、ウィルスを撒き散らさないようにする配慮が必要になります。そのためには感染の経緯や感染後のウィルスの状態などを知っておくことが大切です。インフルエンザに大人が感染した場合、一般的にはそのウィルスは約1日から2日ほどで発症すると言われています。これには個人差があり早期に発症する人や全く発症しないという人もいますが、概ね約1日から2日ほどでウィルスが体内で加速度的に増殖してしまうものです。

その後更に3日間程度はウィルスが増殖し続けますが、一般的な免疫力を持った人の場合にはこのことからウィルスを体外に排出する活動が行われると言われています。そして2日ほどで体外にウィルスを排出するというのが平均的な動きになります。その為、インフルエンザウィルスとして最も感染力の高い時期は感染後約5日程度の保菌者であり、治りかけといわれる状態の人が最もウィルスを放出している保菌者ということが出来るのです。俗説として、インフルエンザは人に移すと治ると言われる所以もこの点から来ているとされています。その為、インフルエンザの症状が出てから数日たっている大人は非常に感染力が高いため、出来るだけ接触を避けることが非常に重要です。

また、免疫力が未熟な子供に於いては、ウィルスの排出に多くの時間が掛かってしまうことが多いものです。その為、大人のように数日たてば治るということは少ないため、迅速な治療が必要になります。子供が保菌者でいる期間は大人よりも非常に長いと言われ、数週間とも言われています。この間にウィルスが免疫力を低下させ肺炎などを併発する危険が高くなってしまうため、子供がインフルエンザに感染した場合には早急な手当てが必要になるのです。