インフルエンザにも種類がある

インフルエンザは毎年初冬から初春に掛け大流行する病気です。古くから予防接種も行われていますがなぜか流行してしまうことが多く、他の病気のように撲滅できないのが不思議と思っている人は多いと思います。
その理由はインフルエンザのウィルスの特殊性にあります。インフルエンザウィルスにはA型、B型、C型の3種類があり、そのうち大流行となるのはA型で最も感染力が高く、次いで感染力が高いのはB型と言われています。C型は現在では殆ど流行しません。

その中でもいまだに大流行を起こすA型は、亜型と言われるいくつかの種類があり、このどの形が流行するか分からないことからなかなか予防接種で防ぐことが出来ないことから大流行を起こしてしまうのです。亜型はウィルスの表面にあるHA、NAの種類がそれぞれ複数あることからどの組み合わせのウィルスが流行するかわからず、予防接種のワクチンはそのうち一種類にしか効果がないため、毎年専門家が様々な情報を元にその型を予測して予防接種のワクチンを決めているため、これが当て余れば効果が有りますが、当てはまらないと効果が上がらずに感染してしまうこととなります。更に毎年複数のウィルスが蔓延してしまうため、全てのウィルスを予防することは非常に困難だからです。

また、最近ではジェネリックのワクチンも多数発表されています。ジェネリックであればすべてのインフルエンザの予防に効果があると考える人もいますが、基本的にジェネリックは既に発表されているワクチンの構造をそのまま利用しているので効果も従来のワクチンと同等のため、新しい効果は期待できないものです。その為、ワクチンに関してはその効果に違いはなく、インフルエンザの予防効果には大きな違いはないことになります。